科研費申請の書類に載せるCG図画を制作では、「最終的な科研費申請書類は白黒書類になる」という欠点があるように思えるかもしれません。
確かに、CGを作る上で白黒はかなりの縛りになり得ます。
というのも、明るさ色彩のが意味の薄いものになってしまうからです。
その反面、「きちんと見た目を作り込まなくても良い」という別のメリットはあります。
また科研費申請で必要とされているのは、あくまでも説明性が重要視されている以上、
“Simple is the best”が最適になります。

また、シンプルに表現する場合、気を付けた方がいいことは以下の4点だけです
・同系色の物体が重なった状態だと、色の境界が不明瞭になる
・同系色の物体が複数ある場合、どれがどれだか判別できない。
(特に異なる色の原子で構成された分子構造がそれです。)
・背景色を暗くすると画像全体が暗く映る。
光源の設定によっては全体的に暗い画像になりやすい

例えば次のような画像を作ったとします。とあるバイオマテリアル系の説明図画です。
CGの持ち前を活かし、照明の効果や色の設定を行ってあります。

20151110biomaterial-sample3-thumbnail2

しかしこれを使用時の白黒にしてしまうと、全体的に暗い印象になってしまいます。
これでは分かりづらいく、ベースにある格子状の物体がそれぞれ色(朱と紫)も判別しづらくなります。
また書類に載せる図画一枚であっても、暗い印象を与えるのは良くありません。

研究の未来を明るく語っていく必要があるからです。

20151110biomaterial-thumbnail2

これの対応策としては、
・背景色を白くして全体的に明るい印象にする。
・全方向から光を当て、影を消す。
・(白黒反転後に色の違いが分かるように、各色の明度を調整する)
が挙げられます。

全体的にベタ塗感が増して3DCGらしさが減りますが、明るい印象になります。

20151110biomaterial-sample5-c670f-thumbnail2

そしてこれを白黒化すると下のような画像になります。
明るいタッチにしたことで各物体の配置が明確になり、色も違いも分かり易いくなります。

20151110biomaterial-sample5-thumbnail2

弊社はこのように,白黒であっても見栄えが良い画像制作も承っております。さらに,白黒の場合は色彩の考慮が単純になるため,カラーより安価になります。科研費申請書類にCG画像を使用したい方は是非弊社に依頼してみてはどうでしょうか。

この記事を読まれている方の中で,是非とも科研費申請書類用に3DCGを始めてみたいという方は,CG塾に参加してはいかがでしょうか。初めての方からでも少しずつステップアップできます。