今日は少しだけテクニック寄りの内容を書きます。
以下で作製しているのは腸管上皮です。

デフォルメの立方体を編集モードで変形させると、とりあえず下の様な物が出来上がります。
突起は繊毛と言われ、細胞表面積を大きくし栄養吸収を効率にするために存在するとされます。

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これはこれで悪くは無いのですが、なんとも無機質な印象です。
どちらかと言えば、ただの数学の図形問題を見ているような印象です。
実際の細胞はもっと歪んだ形をしているはず。
今回はより有機的な形状を作り上げるために「プロポーショナル編集」を用いてみました。

 

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Blenderには初めからこの機能が備わっており、クリックひとつで編集作業に移行できます。
なぜプロポーショナル編集が良いかと言うと、ある一部分のメッシュを変形させるとそこに附随する
面までもが変形の影響を受けるからです。
1つずつ面を動かすよりも効率的に有機的形状が制作できます。
下の画像が編集後の細胞モデルです。

 

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より歪んだ形状になりました。
そしてこのモデルを並べ、腸管壁をイメージしてみました。

 

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モデル形状が少し違うだけで見た人には異なる印象を与えます。モデル形状は画像出力時の光の反射・透過にも影響を及ぼすためです。


3DCG制作は「テクニックを使いこなせるか?」も大切ですが,
「そもそもテクニックを知っているか?」更に重要な要素です。