今回の話はBlenderに限らず、多くの3DCGソフトに組み込まれている

「物理シミュレーション」の利用方法についてです。

物理シュミレーションとは,自然現象を再現できる機能です。
例を挙げるとすれば、
・水の流れ
・硬い地面の上で跳ねるボール
・風で動く旗
などです。

ただし,ここでのシュミレーションはスパコン「京」のように高精度ではありません。
したがって,数億年後の星の動きを再現するなど,新たな理論の再現には使えません。

あくまでも「よりリアルに見せる」ために使うのが目的です。
これらシミュレーションを3DCGで再現することは何も難しいことはありません。
基本的には数値入力とボタンクリックしかやりません。

「流体シミュレーション」

 

「剛体シミュレーション」

Science CGにおける物理シミュレーションの役割は,
「研究・実験のコンセプトをイメージする & 説明する」

ことに尽きます。

言い換えれば、数式で表記された系を視覚的に示すときに有用です。
物理学や数学を専攻する人々からすれば単純な式でも,
そうでない研究者にとっては理解できないことがほとんどです。

特にバイオ系の研究者は顕著です。

もちろん研究レベルのシュミレーターと比べ,精度が悪いという欠点はありますが,
簡単に動画として編集できる利点があります。

弊社が主催しているサイエンスCG塾ではこの物理シュミレーションの使用に
ついてもご相談を承っております。